★★★★☆
漫画で読めるので
入ってきやすいです
ルールを守らない人に怒りを
感じる場面など
極端な正論は
怒りを生むことが多い
自分がルールを
守っているのに
守っていない人が
いると罰したくなる気持ちなど
ルールにこだわりすぎると
白黒思考に陥り
グレーゾーンを
許せなくなるようです
怒りを感じるのは
普通のことですが
それを表情や行動に
示しすぎると
人間関係の摩擦や
血圧も上がって
血行も悪くなります
アンガーマネジメントを学んで
イライラを外に出さないで
いられる自分を目指したいものです
怒るのは自分の身を守るためにも必要
役割意識にとらわれると
人は怒りっぽくなる
お兄ちゃんなんだから
下の子の面倒を見なきゃ
=注意指導する立場
という役割を認識し
過度に下の子に
厳しくしたり
親なんだから
子供を正しい道に導かなきゃと
子の自発的な発達を待てず
アレコレ過干渉をする親が
思い起こされます
役割意識で人は感情の持ち方や
行動の仕方に影響が
出る事が分かっています
1960年代に行われた
ミルグラム実験では
教師役と生徒役に分けたら
先生役が生徒役に最も強い
【死に至るほどの】
電気ショックを与えました
怒りは無くしてはいけない
大切な感情ですが
怒りを認めつつ付き合い方を
工夫していきたいなと感じる1冊でした