1985年生まれの大原扁理さんの本読むのは2冊目。



前回読んだ 年収90万円で東京ハッピーライフ もそうなんだけど私はこの人の考え方好きだなぁと思う事多い。

目指したい私って、社会に出て目指してきた高給取りで社会的地位がある人ではなく、自分との関係がトコトンいい人なのかもしれないって思う。

お金持ちの幻想に惑わされて生きてきたのかも?上昇志向、向上心?年収UPにワークライフバランス?ってなんや?

かつて憧れた言葉ででも今は、、木枯らしピュルリー。

自分に自信がなく、自分の心地よさではなく、世の中の価値観に惑わされてシャカリキだったのかも。。
若かったな自分、行動力はなかなかあるほうやったで。

ということでHSPでアダルトチルドレンの私の読書記録です。



好きだなと思った表現

「私はお金をかけずにおしゃれができるんだぞ」という気持ちの根本にあったのは自己承認欲求でした。

 あとに必ず「だから私ってすごいだろう」みたいな感情がセットになっています。人間は、自分の事を認められたい生き物なのかもしれません。
私も安く済ませたいという気持ちを強く持っているから、あぁこれって自己承認欲求なのかもねぇ、、、と。

安く買った自分すごい!みたいな強い損得勘定や、そんなすごい私なら私自身が好きでもいい、認めてもいいはずという、浅はかなエゴが私の心に渦巻いている気がします。

それは親譲りで、私の父親も安売りにすごく弱い人。

きっぱり言います、その親譲り、いい影響ない!
私は安さを理由にお金と物を交換したくないなって思います。

好きなことで稼いだお金を、好きなことに使うというサイクルにしていきたい。

忙しいとないがしろになるもの 
・・・もうずいぶん前のことなのに、ちょっと思い出しただけで心の中がドロドロします。今思うと、余裕もなく、精神状態も悪かった
そんな状態ですから、仕事が終わる頃には、何をする気力も残っていません
何をする気力も残っていません、はいコレ!コレですよ。

私の会社員生活そのもの、、、心がドロドロする場所に、嫌々通ってはできるふりをして、月給をもらうような日々だった。

そんな風に過ごすために生きてないって思った。

事実、忙しいと失われるものはとても多い。
睡眠時間や肌のハリ、おなかの調子や、ユーモア、笑顔、枚挙にいとまがない。

忙しさというのは仕事の多さだけでなく、気持ちの安定の無い空間による消耗も合わせ技となるとさらにウルトラつらさマックスとなる。

自分の健全な肉体と軽やかな精神をむしばむ作業をナリワイにしたくない。


粗食のいいところわるいところ
怒るとものすごくエネルギーを奪われます
よね。許せないことがあると人は怒りますから、許せる範囲が狭い分だけ、しんどい気がします

社会的なことで怒りを感じることはありますが、個人的なことなら、ほとんど「まいっか」で済ませてしまいます。

怒りを感じると疲れるのは確かに、ごもっともでございます。

怒りに向き合い切れば、もうそのことに怒らなくなるのだろうか。
なんども怒りがぶり返すって、自分の気持ちに誠意を持ってないのだろうか。
おかしいなぁ物事に誠意をもって向き合おうとするのに、私ってやつは自分には誠意を持っていないの?

相手を変えることはできず、何も言わないのも腹が立つ。

「過去のぶり返す怒りにつける軟膏をください」と薬局で言えばアタオカと思われるだろう

私は怒りを必要な感情だと思っているけど、積極的に感じたい感情ではない

杉並区で働きまくっていたときは、自分が生きていくのに精一杯で、困っている人なんてどうでもよかったし、完全に無視していましたから
働きまくると人への優しさを失ってしまう事象は私も遭遇した。
電車で優先席で寝たふりをするおじさんがそんなところじゃないかな?

やっぱり、つらい思いはせず、毎日楽しく暮らせるなら、そんなにいいことはないと思います。
だれだよ、苦労は買ってでもしろって。
ハードな道の方が、楽しくない方が将来いい事あるみたいに思っちまったじゃないか。

私には合わないや、ハードな道。

私は馬車馬のように働くのは勘弁です。厳しい時代だって楽しく生きたい!あきらめたくない!
実際問題、馬車馬とか見たことないけど、今の私は馬車馬なんて嫌だ。
自分に優しく他人に優しく生きていたい。


はっきりは見えないんで、目指したい生き方を探りながら生きる

とりあえず会社員でやりたいことはない。
精神的に、性格的に、仕事と割り切って物事に当たることは難しい。

なので、今は目指したい生き方を探りながら、消えないでとりあえず1日1日を生きている。

大原扁理さんに共鳴するあたり、量より質ライフのゆっくりが合っていそうだ。

No more 会社員の人生で行けたらいい。

お金持ちよりも時間持ち。

目指したい生き方を探り中だけれど、優しさを持ち続けられる人生を送りたい。